アイアーンプロジェクト

テディ ベア
Teddy Bear

くまちゃんの目をとおしての異文化を楽しもう!!

Q&Aスターターキット/  実践事例01-08/  フォトシネマ 


パスポートを持って出発だ!


くまのぬいぐるみを「留学生」として交換し,お互いの地域の様子を学習するプロジェクトです。

最初にパートナーの学校とクマのぬいぐるみのテディーベァを交換します。
毎日交代で、みんなの家にも一緒に帰り、そのつれて帰った生徒が1日の終わりにくまちゃんの代わりに今日体験したことを日記やe-メールにつづります。 
みんなが順番に終われば、その体験日記ノートとくまちゃんを送り返してあげよう。

もちろんみんなのところにも同じように異文化経験をした くまちゃんと、ノートがパートナーの学校が帰ってくるよ。 

実践事例報告

NEW!
実践事例-08
総合的な学習の時間の2年間の取り組み

交流のあるテヘラン市の高校との交流が縁で、イラン地震で被災した方々を支援するために、書き損じ葉書を集めて義援金送ろうと始めた活動(書き損じはがきプロジェクト)に発展。子ども達が発意した支援の心がバムの子どもたちに届けられた。

"make a difference "思いを形に

兵庫県香寺町立香呂南小学校
岸原 史明先生(進行中)
NEW!
実践事例-07

国際理解教育

世界に広げよう!友達の輪!!

比地小学校でもテデイベアプロジェクト活動が次のサイトで紹介されています。 アルゼンチンへ留学した「サクラ」ちゃん、そしてイランへは「ムサシ」です。

香川県高瀬町立比地小学校

実践事例-06

上手に交流するヒントなどが、解りやすく紹介されています。

沖縄の紅型衣装を着けたテディベアの「ちゅら」です。

沖縄尚学高等学校  
上野 浩司先生

実践事例-05
『おっさんでもできる国際交流』

2002年度から始めた、iEARNテディベアプロジェクトの実践を紹介します。
「くま太」のオーストラリア旅行記

みんなで楽しく交流だ

くまちゃんのプチ家出

三重県一志郡美杉村立太郎生小学校 
森田 雅浩先生
(進行中)
実践事例-04 神戸新聞2002/12/04に掲載

『交換のぬいぐるみでNYの小学校と交流』 

ニューヨークのシンディ先生よりメールがとどきました。

兵庫県三田市立藍小学校
(進行中)
実践事例-03 イギリスのブリストル市のサー・バーナード・ラヴェール学校とカップリングして現在「シャギーくん」が,本校に訪問しています。本校からは,「打ち掛け姿キティちゃん」と「羽織袴姿のダニエルくん」の2人がみんなの手紙を持って出発しました。 宮崎県国富町立八代中学校
小松 浩康先生(2001/06/26)
実践事例-02 『国際交流・TV会議のノウハウと実践』
オーストラリア・タイレル中学校との交流
三重県松阪市立中部中学校
林 敬泰先生(2001/06/10)
実践事例-01 『くまたろうの旅』
アメリカ州バージニア州Walsingham Academy から4月、子どもたちの日記や写真そしてアイスクリーム屋さん(特別出演)の写真 、おみやげ話とともに帰ってきました。
三重県名張市立国津小学校
臼井 康展先生(2001/06/21)

○テディベアプロジェクト専用のMLが開設しました!!

このMLは経験者の先生や、現在参加されている先生、先生方のようにこれから参加される先生方が、自由に質問や相談をし合ったり、交流の報告をするためのMLですので、是非ご活用ください。

お問い合わせは office@jearn.jp まで

アイアーンプロジェクト(テディベアを含む)参加方法は こちらです。

わかりにくい場合は office@jearn.jp まで

◆アイアーンプロジェクトとして

Ages 小中高
Dates 継続
Languages 英語・ドイツ語・スペイン語
Website 英語版 http://www.iearn.org.au/tbear
日本語http://www.jearn/japan/teddyinmie/

 

実践事例-01

くまたろうの旅

三重県名張市立国津小学校  臼井 康展先生



出発前のくまたろうです。
2000年の8月末にテディベア・プロジェクトに登録した私のもとに、9月21日にひとつのメールが届いた。

それは、アメリカバージニア州Walsingham AcademyRosalie Martin先生からであった。その内容は、彼女が担任している3年生のクラスの子どもたちが本校の子どもたちとのTeddy Bear Exchangeをのぞんでいるので、ぜひ始めましょうという熱意のこもったものであった。

少し考える時間を取り、その申し出を受け入れることとした。

ただし、本校のインターネット環境が12月にならないと整わないので、2001年1月から交流を始めようということになった。本校児童は全員で19名で、相手校の児童は3年生22名だったのだが、本校は1年から6年まで全員でそして、1月から3月まで交流したいということを伝えた。  

1月の交流開始まで時間があったので、私は本校なりの準備を考えた。
まず、Teddy Bear の名前であるが、それは子どもたちから募集し2回に及ぶ投票の結果、「くまたろう」に決定した。

その「くまたろう」の衣装は、家庭科の授業の中で子どもたちがデザインした衣装を3着作った。あと、子どもたちや学校の写真、名張市の地図などを用意した。その一方で、メール交換に向け5・6年生がローマ字入力の練習を行った。

以上のような準備をした後、12月8日に「くまたろうを送り出す会」を行った。これは、子どもたちに「くまたろう」を気持ちをこめて送り出させるとともに、交流に対する意欲を持た
せることをねらいとして行った。

交流内容の説明、「くまたろう」の紹介、子どもたちひとりひとりのめあて発表、そして、箱に「くまたろう」、地図、写真、折り紙、手紙を梱包した後、郵便局員に玄関まできてもらって手渡しをした。

その際、ある子どもは郵便局員の後を走って追いかけていったことが印象的であった。その後、13日になって相手校から「くまたろう」が到着して子どもたちがとても興奮しているという内容のメールが届いた。あとは、相手校のTeddy Bearを待つばかりであった。

相手校のBearFelicityという名前であった。残念ながら2学期が終わるまでには到着しなかったので、子どもたちとの対面は3学期の始業式までおあずけであった。6年生が代表で箱を開けたとたん、全員が「かわいい!!」と叫び声をあげたのが、1700年代の少女の衣装を着たFelicityとの出会いであった。

さて、本校のインターネット環境の整備が予定よりも遅れていたので、かなりあせっていたのであるが、なんとか約束の日に間に合い、いよいよメールによる交流が始まった。初めは本校の6年生があいさつを兼ねて自己紹介を行った。

本校は定期的に、月曜日と木曜日に学年ごとに数回送るように決めていたので、1順目は全員が自己紹介をするような形であった。相手校は個人でひとり1回メールを送るようになっていた。本校が送るときには、子どもたちが書いた日本文を翻訳ソフトで翻訳し、それを教師がチェックして送っていたのであるが、そのことを相手校に伝えてなかったので、国津小学校の子どもたちはとても英語が上手なので驚いていますというメールが届き、慌てて真実をお知らせするという一幕もあった。

本校は2順目からはFelicityを家につれて帰って、彼女と過ごした様子を知らせていたのだが、ある日、2年生の子が家にFelicityを忘れてきたことがあった。取りに帰ることもできないので、担任はFelicityをつれて帰る子どもの順番を変更して対処しようとしたのだが、何とその子の祖父が車で慌てて届けてくれた出来事があった。何らかの方法で取り組みを知っていたその祖父がこれは大変と届けてくれたのであろう。普段は届けてくれることはないのだが。

 交流も1ヶ月を過ぎようとしていたころ、ちょうどバレンタインデーの時期だったので、相手校から1枚のカードが届いた。バレンタインデーといえばチョコレートしかイメージの湧かなかった子どもたちにとって、とてもよいプレゼントになり早速お返しのカードを送った。お返しのカードは6年生が全校を代表して自ら選んだ。さらに、同じころ相手校の子どもたちの個人写真が届いた。それらの写真を掲示したところ本校の子どもたちが、アメリカの子どもたちをより身近に感じることができ、そこに写っているくまたろうが本当にアメリカに行っているんだと実感できたのではないかと思う。

 この時期はとても寒く、本校の子どもたちは家に帰ると真っ先にコタツに入る。もちろん、Felicityをつれて帰る子どもも例外ではない。したがって、おのずと日記にはコタツという文字が多くなる。それをメールで送ると、それを読むアメリカの子どもたちは、コタツって一体何だろうという疑問を持つことは不思議ではない。案の定、何人かの子どもたちがコタツというものはいったい何なのか興味を持っているのでもう少し詳しく教えてほしいというメールが相手校の先生から届いた。

同時に、女子がひな祭りについてくわしく知りたがっているので、それについても教えてくれないかというメッセージもあったので、我が家にあるコタツと飾ってあった雛人形の写真とメッセージを送った。しかし、これは子どもたちに調べさせるなり、写真を取らせればよかったと、今では思う。

その後、近くの老人ホームとの交流に参加したFelicityの写真を送り、最後には、卒業式に参加したFelicityの様子を知らせた。卒業生に向けた呼びかけの中で、学校長自らFelicityのことに触れ、卒業生を中心に取り組んだ今回の交流についてのメッセージを送った。Felicityは式の間、学校長の前に座り卒業式の様子をずっと見守っていた。

卒業式も終わり、いよいよFelicityも帰国の準備を始める時期になった。  


卒業式に参加。訪問中のFelicityちゃん(手前)

卒業前に全校の子どもたちとFelicityとのビデオレターを作ってあったので、それと小さい雛人形、日記を同封することにした。「くまたろうを送り出す会」ほど派手ではなかったが、簡単なFelicityさようなら会」をして送り出した。

帰国後の「くまたろう」

一方、くまたろうは4月になってアメリカのかわいい子どもたちの日記や写真そしてアイスクリーム屋さん(特別出演)の写真 そしておみやげ話とともに帰ってきた。新入生には初めて聞く話であったが、簡単な「くまたろう帰国報告会」を行った。今、くまたろうは相手校の子どもたちの写真の前で、次の旅のために英気を養っている。

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